リタッチのススメ
毎回毎回、根元から毛先までカラー。
毎回毎回、根元から毛先まで縮毛矯正。
それって本当に必要ですか?
髪は減点法で傷んでいきますよ!
根元の伸びた部分だけ染めたり、根元のクセが
出てきた部分だけ矯正することを
リタッチ
と言います。
リタッチのメリットはダメージが少ないことです。
健康な髪の毛の体力が100あるとして
カラー1回のダメージが-20だとすると
1回染めるだけで髪の体力は80に減ります。
2ヶ月後、根元が伸びてきます。
伸びてきた部分は健康な髪なので体力100です。
中間から毛先までのカラーしてる部分は体力80です。
この時、また根元から毛先までカラーしちゃうと
毛先の方はさらにダメージして体力60になります。
これを繰り返すと一本の髪の中に
ダメージレベルの違う髪ができてしまうのです。
じゃあこれ以上、毛先を傷ませたくない時はどうすればいいか
ここでリタッチの登場です
リタッチだと根元しか染めないので毛先は傷みません
しかも、根元から毛先までのダメージレベルが一緒になります。
これが重要なんです
毎回、フルカラーをして
根元から毛先にかけての
ダメージ具合がバラバラだと
もし次、パーマをかけた時、
根元がゆるかったり毛先だけ
チリチリになったりすることがあります。
また、別にパーマをかけなくても
フルカラーをしていくと毛先の方が
パサついてきたりまとまらなくなってきたりします。
これは、ホームカラーでも同じです。
自分で染めると色のムラができやすい
だけでなくダメージのムラもできやすいんです
逆に、リタッチだと根元から毛先までの
ダメージ具合がそろってるので
パーマの失敗が少なくなるし
毛先のパサつきとかも抑えられます。
どうせ、髪は減点法で傷んでいくんだから
うまくダメージをコントロールしながら
おしゃれを楽しむ
そのバランスが大切です。
投稿者プロフィール
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高校卒業後、福岡市の大学に進学。在学中、なぜか美容の道に目覚める。(笑)
卒業後、そのまま福岡市で見習いから美容室で働く。福岡市で約7年勤めた後、地元の大分県に帰る。
中津、宇佐市で4年勤めた後、2012年8月14日に宇佐市法鏡寺に「Butterfly」オープン。
趣味は読書、映画鑑賞、写真、ダーツ、御朱印集め。
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