オーガニックのホントのところ。

みなさん、こんにちは😁

ごきげんいかがですか?

 

つい先日、オーガニックヘアケア商品で有名な「ジョンマスターオーガニック」のシャンプーやトリートメントの成分表示に嘘があったっていうニュースがありました。

「植物由来100%」と謳ってたのに、実際にはシリコーンなどの化合物が入ってたり、逆に、実際には入っていない植物エキスの名前が表示されていたり・・・。

企業がこんな事すると、一般消費者は何を信じて買えばいいのかわからなくなりますよね💦

ただ、この一件を機に知っててほしいことがあるので、それを今日はお伝えしようと思います。

そもそもオーガニックとは。

オーガニックの意味を辞書で調べると、

organic 形容詞

1. 限定用法の形容詞
a 有機体[物]の.
b【化学】 有機の (⇔inorganic)
c〈食品など〉化学肥料[殺虫剤(など)]を用いないで育てた,有機肥料を用いた

2. 器官の,臓器の; 【医学】 器質性の (⇔functional).

3. 有機的な,組織的な,系統的な.

4. a 本質的な,根本的な.
  b 本質的で,根本的で.

と、書いてあります。

一般的に使われる意味としては、「有機栽培で育てられた農作物、畜産物、加工品」ってとこでしょうか。

そもそもシャンプーとは。

シャンプーは髪を洗うモノですよね。つまり洗剤(化学製品)です。

シャンプーの主な原料は水と界面活性剤で、この2つでシャンプーの80~90%を占めてます。

残り10~20%に、髪や頭皮に良いとされるモノだったり、手触りを良くするモノだったり、植物由来・天然由来成分だったりを入れてるわけです。

つまり、どんなオーガニックシャンプーでも、植物由来・天然由来成分はたった数%しか入ってないのです。

界面活性剤に、天然の界面活性剤を含むムクロジ、サイカチ、シカカイなどの植物を使えば、植物由来100%と言えるかもしれないですが、普通のシャンプーのようには泡立ちません。と言うか、ほぼ泡立たないです。

天然由来の誤解。

天然由来と言いうと自然のもので体にやさしそうなイメージですが、石油だって天然モノです。

ゴムやプラスチックだって天然由来成分で出来てるし、オーガニック認証受けてない普通の化粧品だって天然由来成分で出来てると言えます。

身の回りにある多くのモノが天然由来成分で出来てることになります。(笑)

オーガニック商品の誤解。

近年、オーガニック商品って言うと、安心・安全、体と地球にやさしい、みたいなイメージで積極的に生活の中に取り入れてる人も多いですが、化粧品やヘアケア商品について言えば、それは単なる企業側の販売促進の謳い文句です。

もし、本当にオーガニックな原料だけでシャンプーとか作ったら、それはとっても使うのに面倒で、使い心地も良くない、日持ちしないシャンプーになっちゃいます。

そんなの売れませんよね。

企業はモノが売れないと成り立たないから、「オーガニック」っていう言葉のイメージを利用してるだけなんですね。

最後に。

食べ物ならオーガニックな方が、「安心・安全感があると思う」のはわかりますが、化粧品やヘアケア剤に関してはどうなんでしょう?

いくらオーガニックの原料を使っても、工業品になった時点でもうオーガニックじゃない気がするのですが・・・(^_^;)

生活の中にオーガニックを取り入れるなら、「有機の」の意味じゃなく「本質的な、根本的な」の意味の方で、物事の本質を考えるようにしたら企業の謳い文句なんかに騙されずに、自分のライフスタイルに必要なモノ・不必要なモノが整理されて、体と環境にやさしいオーガニック生活ができると思いますよ♪

 

 

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投稿者プロフィール

田口 仁士
田口 仁士
高校卒業後、福岡市の大学に進学。在学中、なぜか美容の道に目覚める。(笑)
卒業後、そのまま福岡市で見習いから美容室で働く。福岡市で約7年勤めた後、地元の大分県に帰る。
中津、宇佐市で4年勤めた後、2012年8月14日に宇佐市法鏡寺に「Butterfly」オープン。
趣味は読書、映画鑑賞、写真、ダーツ、御朱印集め。

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