シャンプーと被膜

さてさて、

前回、前々回とどんなシャンプーがいいのか?、

というかシャンプーの本来の目的について書いてきましたが

どのシャンプーでも汚れは落ちるでしょ!と思われる人もいるでしょう。

 

実はそうでもないんです。

 

まず、シャンプーの主な成分は界面活性剤です。

界面活性剤とは簡単に言うと水と油を混ぜ合わせるモノです。

つまり、界面活性剤が汚れ(油)を落とすのです。

で、シャンプーに使われる界面活性剤には大まかに次のような種類に分けられます。

 石鹸系

 高級アルコール系

 アミノ酸系

 ベタイン系

石鹸系と高級アルコール系は洗浄力が強く、刺激性があります。

アミノ酸系とベタイン系は洗浄力が弱く、低刺激です。

いわゆるマイルド系のシャンプーはアミノ酸系やベタイン系の界面活性剤を使ったシャンプーです。

マイルド系のシャンプーは髪や頭皮に刺激が少ないかわりに、洗浄力が弱いので皮脂やスタイリング剤が落とし切れないこともあります。

しかも、意味のない毛髪補修成分とかなんちゃらオイルとかオーガニックの植物とかてんこ盛りに入れちゃってるとさらに洗浄力が落ちてしまいます。

でも、泡立ちをよくする成分とかも入れてるからちゃんと泡立って洗えた気分にはなります。

実際には汚れ(皮脂やスタイリング剤)が落とし切れてないまま、それどころか洗ってるはずなのに逆に余計なモノを付けているので、それらが積み重なって髪を被膜していってしまいます。

実際、お店でシャンプーするとなかなか泡立たない人がいます。

そういう人は髪がかなり被膜されちゃってるんですね!

 

じゃあ、髪が被膜されたままだとどうなるかというと・・・

ちょっと長くなったので、また次回。(笑)

 

 

体験ヘナ ¥4,000(税込、S&B込)

 

ご予約&お問い合わせは

電話 0978-32-8355 まで。

投稿者プロフィール

田口 仁士
田口 仁士
高校卒業後、福岡市の大学に進学。在学中、なぜか美容の道に目覚める。(笑)
卒業後、そのまま福岡市で見習いから美容室で働く。福岡市で約7年勤めた後、地元の大分県に帰る。
中津、宇佐市で4年勤めた後、2012年8月14日に宇佐市法鏡寺に「Butterfly」オープン。
趣味は読書、映画鑑賞、写真、ダーツ、御朱印集め。

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